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プロフィール |
Author:Chen
米系IT企業で7年間勤務後、はて?と立ち止まる。 2007年9月、新しいドアを開くためフランスに旅立ちます。目指すは、名門HECでのMBA取得。 目標:勝ち猫になります!!!
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アルプスで春スキー |
ついにCore2のファイナル終了~!早い。相変わらず怒涛のような学期だった。。。そして、MBAプログラムも既に折り返し地点。
しかし、何はともあれ、試験は終了。その日の午後から、翌週のVOL(Vision of Leadership) Weekが始まるまで、3泊4日間(4/10-4/13)、Chen達はクラスメイトとフランス・アルプスはシャモニー(Chamonix)へとスキーに出かけたのでした。
もともと、1月にMBAStudent Councilがスキーを企画していたのが、値段と日程の面で折り合いがつかず、結局計画が流れてしまっており、今回のスキーは、このシーズン最後のチャンスだったので、何が何でも行くつもりでいた。
日本と違って、フランスでは、日本のようなお手軽な格安週末スキーパッケージ、みたいなのが売っていないようだった。旅行代理店を通して買えるのは、基本的に1週間単位のリゾート型スキーパッケージのみ。Chenたちのスケジュールを優先すると、一つずつアイテムを探して予約していくしかなかった。試験期間中で準備もちょっと面倒ではあったものの、このシーズン、ホテルもリフトも格安になっており、全体としては希望通りのスケジュールで費用も相当安く抑えられたので、かなりお買い得だったといえる。(全部で約400ユーロほど)
試験終了のその日の午後に、パリ、PARIS GARE DE LYON からリヨンまでTGVで移動、そこからローカル線でイタリアとスイスの国境近いChamonixまで、約6時間半の旅という強行スケジュール。途中、リヨンではバゲットやチーズ、ハム、ワイン、スナック類を沢山買い込み(乗り遅れそうになりながらも)、電車の中で軽く夕食を済ます。隣の車両では、20人近い別のスキーグループがウイスキーを飲んで酔っ払って大騒ぎ。この線は、ほぼスキー客のためのスキー電車のようだ。面白い。ホテルに着いたのは夜の11時を過ぎていた。
翌日、2日目、スキー初日は、まず比較的緩やかな、le Tour で滑り試す。しかし午後から天気が崩れ、高度1000メートル以下では雨が降っていた。中級コースのある2000メートル付近では吹雪で全く前が見えない。午後3時半過ぎには早々に引き上げる。翌日に期待することに。
夜は滞在するホステル(Alpen Rose)内のレストランで夕食。なんとこのホステル、オーナーが韓国人で奥様が日本人だった。メニューはもちろん韓国料理。テスト期間中、偏った食事しかしておらず、また一日スキーで疲れた身には、キムチから始まる韓国料理がメチャクチャ沁みる。。。
 石焼ビビンバ。
 シャモニーの地ビール。モンブランの氷河を使って作ったビールらしい。
3日目、晴天。前日の雨が夜の間に雪に変わり、平地でも、あたりの景色が一変していた。スキー場には新雪が積もり、コンディションもバッチリ。さすがシャモニー、さすがアルプス。山がもともと高いので、ちょっと上まで登れば、パウダースノーがタップリ残っている。そしてスケールの大きいこと!!!
 le Tourゲレンデ。リフトから。
 le Tourにて。まだ余裕。
この日は前の日、吹雪で景色が見えなかったle Tourを滑った後、隣の山、Argentiereに移動する。ゴンドラを乗り継いで山のほぼ頂上につくと、そこは既に3275mの高度。ゴンドラを降りた後、しまった!と内心思う。だって、雲が目線より下。斜面というより崖じゃ~ん。。。
それでも、滑り始めると案外全く手に負えないほどの斜面ではないと分かる。このくらいなら志賀高原でも滑ったことがある。ただ、距離がやたら長いのだ。。。膝ががくがく。何度も休みながら何とか、ゴンドラのふもとまで辿り着くころには、もう地上に降りるゴンドラも閉店間際。途中、他のスキー客が誰もいなくなってしまい、パトロールのおじさんに心配されつつも、結局一度も転倒することなくふもとまで降りてこれた。あー、ちょっとした達成感!
 Argentiereゴンドラ降りて山頂を見上げるとリフトのない上のほうまでスキーを担いで登ってる人たちを発見。 彼らは、そこから一気に滑り降りてくる。まるでプロモーションビデオのよう。
 Argentiereゴンドラ降りてすぐ、斜面を見下ろす。斜面と言うより崖?
 ここを滑っていきます。。
夜はシャモニーの街に繰り出し、フレンチ・BBQとラクレット。テーブルに小さな2段式のグリルを持ってきてくれて一番上では肉を焼き、2段目では小さなフライパンにチーズを入れて焼いて溶かす。ラクレットはこの溶かしたチーズにハムを絡ませて食べるチーズフォンデュみたいな料理だ。BBQは日本の焼肉のような焼き方をするが、なんとマヨネーズみたいな(!)ソースをつけて食べる。断然、日本の焼肉のほうがうまい。
 ラクレットの具材
 奥に見えるのが2段式グリル。.
食事中、ふとしたきっかけで隣の席のアメリカ人グループと話し始める。腕のぶっとい、いかにもアドベンチャリストといった感じのおじさんたち、翌日は、Mont Blancから一番近い山、高度3842MのAiguille du Midiから滑るのだとか。途中氷河の上を滑ったり、崖を命綱をつけて降りたり、色々あるらしい。。。このために、2週間ほど前にアメリカから遥々やってきたとか。。。色んな人がいるなあ。
4日目、この日も晴天。午前中はArgentiereで滑り、スキー用具を返した後、前日のアメリカ人が滑ると行っていた高度3842MのAiguille du Midiまでゴンドラで登り、Mont Blancを目の前にして山の頂上でランチしたあと、帰路につくというプラン。しかし富士山より高い場所にゴンドラで行けてしまうって、すごい。。。富士山もゴンドラ作ろうと思えば作れるってこと??
 モンブランを目の前に。。。
 なんとAiguille du Midiからスキーで降りる人が結構沢山いる!!でも皆、腰にザイルとピッケルを装備している。やっぱり普通のスキーではなさそうだ。
帰り道、電車の中でまたしてもワインとチーズとハムを広げ、皆でこの3泊4日のスキートリップを振り返る。アルプスのこのスケールでスキーを楽しむには、もう一日くらいほしいところだったが、それでもかなり満喫した。日本では見れない自然のスケールの大きさと美しさに圧倒されてしまった。アルプス・スキー、卒業前にまた来れるといいな~。
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