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プロフィール |
Author:Chen
米系IT企業で7年間勤務後、はて?と立ち止まる。 2007年9月、新しいドアを開くためフランスに旅立ちます。目指すは、名門HECでのMBA取得。 目標:勝ち猫になります!!!
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パリで週末ランチ |
パリでビジネスを立ち上げて7年になるAkikoさんとたまたま知り合うきっかけがあって、今日は初めてランチをご一緒させてもらった。Akikoさんお勧めのEcole Militarie近くのレストランでおいしいフレンチ料理とデザートを食べながら、3時間以上話し込んだ。
Akikoさんは30歳の時にロンドンでMBAを取得、その後ロンドンで金融機関での勤務を経て、フランス人の旦那様とともにフランスに渡り、一からフランス語を勉強し、自分のビジネスを持つまでに至った超パワフルな女性だ。Chenより一回り年上の彼女いわく、「私達バブル世代の女性にとっては働くことは当たり前。キャリアウーマンという言葉は皆が憧れる最高の褒め言葉だった。」とのこと。
それに比べて、Chenの世代から下の日本人女性はとてもコンサバティブになってしまったと嘆く。「パリにやってくる日本人女性達が今憧れているのは、お菓子作りとフラワーアレンジメントを習って、ちょっとフランス語を喋れる”セレブ妻”になることなのよ!!!」と。
世の中のトレンドや考え方の違いは経済状態によって大きく影響される、というのはよく聞くが、彼女いわく、就職氷河期を体験したChen達以降の世代から、その傾向が大きいという。だからこそ、Chenとの出会いがとてももの珍しかったらしい。。「Chenの世代は一体どうなってるの?」と反対に聞かれる。
う~ん。。。Chenの友人達を見る限り、一概に皆が同じトレンド、とは言えないけれど、最近、MBAを目指す日本人女性の数がめっきり減っている、との話はMBA関係者の話として聞いていた。就職氷河期で不本意な就職をした女性達が30前後に次のステップを考えるときに、”キャリアアップ”を目指すのか、それともこの不透明な時代に、”より安定した生活”を求めるのか、個人の考え方で大きく分かれるところだと思う。(かといって、フラワーアレンジメントが”安定”への道のりとは決して思わないのだが。。。^^;)
ただ、この時代、「キャリアウーマン」という言葉は、一時代前の響きがしているのは確かだろう。以前Chenが通っていたテニススクールで、バブル時代の女性が自分のことを「バリキャリ」(バリバリのキャリアウーマンということらしい。)と誇らしげに呼んでいたのに違和感を覚えたのを思い出す。Chen達の世代で 「キャリアウーマン」という響きに憧れる人は、少なくなっているのではないだろうか?
どちらが良い、という問題ではないけれど、言えることは、迷いなく「キャリアウーマン」を選べたバブル時代の女性に比べ、氷河期世代の女性達は、時代の不透明さに選択肢を迷い、自信と勢いを失っているケースが多いような気がする。女性がキャリアをもつことはもはや当たり前、になったけれども、一方で「キャリアウーマン」として頑張っても、この時代と社会ではそれが女性の社会的な評価や幸せ度につながらないのかも、という現実的な恐れと、そうしたリスクを嫌って、どこかで諦めモードになる女性達。そしてどちらかを選ぶのではなく、両方バランス良く生きる道を探したい、と願う女性達も増えている。どこでバランスを取るのか、Chenの友人達でも結構悩んでいる人は多い。
それでも、Akikoさんがおっしゃるように、勢いも、大事かもしれないな、と思う。
Akikoさんとの話題は、日本企業のグローバル化のあきれた実態にも広がる。本社とのつながりと肩書きばかりが大事な日本企業の現地法人の形ばかりのマネジメント態勢の話、日本人ばかりで固まってしまい地元の人たちと一切交流しようとしない自動車工場の話、それから、ラグビーの強化合宿のためにやってきた日本チームが町を挙げて歓迎ムードだったこの田舎町で合宿所から一歩も外に出ずに帰国してしまい、非難轟々だった話、などなどなど。。。
日本企業は一体本気でグローバル企業になる気があるのだろうか? そんなんで日本は一体これから大丈夫なんだろうか???
そしてやっぱり、日本はこれからも女性にとって働き辛い国のままなんだろうか??
ちなみにAkikoさんは、もう少し「稼いで」から日本に帰るという長期プランを立てているらしい。でも稼いだ資産の運用は日本ではなく全て、ヨーロッパで行うつもりなんですって。
ヨーロッパでの資産運用について今度詳しく教えてください!と期待しつつ、今日はお別れ。
エネルギーを沢山もらった、楽しい週末ランチでした♪
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