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~Nouveau Monde~ HEC Paris 留学記
世界はヨーロッパへ!フランスでMBAを志すトランタンのブログ。
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Chen

Author:Chen
米系IT企業で7年間勤務後、はて?と立ち止まる。
2007年9月、新しいドアを開くためフランスに旅立ちます。目指すは、名門HECでのMBA取得。
目標:勝ち猫になります!!!

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MBAT(その2)
MBATは純粋にHEC MBA学生グループによって企画運営されており、企業からのスポンサーシップと参加者の参加費を元に運営される。MBATのコーディネーターチームは前年10月に選挙によって選ばれ、Finance, Marketing, ITや人事部門など企業組織の様に編成される。

今年のチームのトップ、General Coordinatorは25歳のオーストラリア人の女の子。この年にしてはスピーチも堂々としていて、選挙ではそのプレゼンとアピール力で選ばれたと言ってもいい。しかし、やっぱり25歳。正直実行力とか組織をまとめるという部分では難しかったようだ。結局、直前になってから実際の舵取りは35歳のオーストリア人が行っていたが、それでもフォローし切れていなかった部分が噴火してしまい、末端で働くスタッフ達は悲鳴を上げつつける羽目に。。。。

で、こういうときに結局うまく対処して実力を発揮するのが日本人。。。^^; 悲しいかな、1600人を前にスピーチをする力量はなくても、きちんと細かい部分に気を配って最後まで責任を持って片付けるというフォローアップは得意な民族のようだ。。。ああ、こんなことなら、もっとコアな部分で早くから運営に関われば良かったと後悔したものの、既に遅い。

Chenが関わったイベントでも、No problem!とコアチームからコミットされていたことが直前になってproblemだらけなことが判明するなど、「ありえない・・・」出来事が沢山あった。結局、Chen始めとするアジア人達でイベントの細かいスケジュールの組み直しや取りこぼされていた物事のフォローなど、直前に一気に詰めて、ギリギリ間に合わせることができた。日本人がいなかったら崩壊していたのでは??とさえ思う。

教訓その1:自信たっぷりは、まずは疑え。

プレゼン力や自信たっぷりなコミュニケーションをする人ほど、実は実行が伴わない、という人が結構いる。自分で動かないのだ。仕事を他人に振って自分の仕事は完了したと思っている人もいる。自信満々にYESと答えてられても、ちゃんと証拠がない限りは、まずは疑ってみるべし。見かけに騙されてはいけない。。。

教訓その2:コアグループに入れ。

どうせ後々、フォローアップに追われるくらいなら、「最初から」コアメンバーに入っておくべきだと思った。少なくとも情報をすぐにやりとりできるポジションをとって、口ばかりで動かない人たちの隣でさっさと黙々とプロトタイプを作ってしまい、「これで行こう!」と実行提案するほうが、組織にとってはWin-winになると思われる。日本人の強みは実行力、それが発揮できるポジションを始めから取るべきではないだろうか?

しかし、思ったのは、これだけ将来のマネジメント候補のMBA生がいて、組織がちゃんと廻っていなかったことは、我々大いに反省すべきだということ。でも、終わってみるとコアチームから反省よりも正当化する声がが多く聞こえてきてそれにも驚かされた。これって、一時期いわれた「MBAの弊害」?と疑いたくなる。皆、「トップ」になりたがるのだけれど、実際に手足を動かして物事を形にする段階になると、突然動かなくなってしまうのだ。中でもインド人男性達!、その傾向が著しく、ある意味、ソフトウェア産業で成り立っているお国柄を表しているようにも思えてならなかった。(注:でもインド人は女性はとても働き者ですね。とても優秀です。)

内部的な体験と同時に、各学校とのインターフェースを通して、学校の特徴がよく見えたのも面白い体験だった。各学校、本当に全く違う雰囲気を持っている。

一番、HECボランティアスタッフの間で好評だった学校がオランダRSM。全体的に朗らかで楽しい人たちが多く、HECのボランティアに一番気を使ってくれたのもRSMの人たちだった。今回、HECからのSpirits of Awardを受賞したのもRSMだ。

スイスのIMDは、オープニングセレモニーの為に、わざわざスイスから(?)聖火を持ってきてくれた。聖火を運ぶシーンをビデオに撮ってくれるなど、凝ったアレンジに感銘したものの、、、全員到着が遅れてセレモニー終了後に聖火を受け取ることに。セレモニーに聖火を使えなかったという、そのがっかりした様子がとても純粋。。。

LBSはアグレッシブ。勝ちに来た!という本気さがHECを圧倒する。今回も堂々の一位。組織としてよくまとまっていて、特にスクールRepがとても良いリーダーで感心させられた。

IE/ESADE/IESEはスペインの学校らしく、のんびりマイペース。パーティーでの弾け方も皆の期待を裏切らない。一番MBATを楽しんでいたのではないだろうか?

イタリアBocconiは、サルサコンペで優勝するなど実力を発揮。パーティーでの弾け方も期待どおり。しかし、弾けすぎて壊れてサッカー場の芝生の上で車を暴走させたり迷惑者になっている人も・・・。

一方HECは、、、他の学校に比べるとおとなしい気がした。運営サイドにいて弾けすぎられない責任を感じていたのも大きいが、やはり、HECのカラーとしては、他校のように壊れるまで弾ける、という文化はないような気がする。

HECがホストとは言え、各学校の協力があってこそのMBAT。とても協力的な学校が多い中、中にはHECのボランティアスタッフに、怒鳴りつけたりする人が多い学校もあった。もちろん、HEC側にオペレーションの混乱があったのも事実で、申し訳ない限りだったのだが、混乱に一生懸命対処しているボランティアスタッフに向かって、その言葉はないだろう、と思わせることもあった。そういう人ばかりではないとは思いつつも、ヨーロッパ屈指の名門校でそういう人もいる、というのはちょっと残念だった。

こうしてみると、MBATを通じて、本当に色々な経験ができたと思う。大変だったけど、楽しかった!色々問題もあったけれど、ヨーロッパ中のMBA生と交流できたこと、お互いスポーツを通して競い協力できたこと、本当に良かったと思う。年に1度のヨーロッパにおける大イベントのホスト役を勤めることができる。これはHECの学生であることの最大の魅力なのかもしれない。

しかし、来年はもはや参加できないのが残念。。。
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