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プロフィール
Author:Chen
米系IT企業で7年間勤務後、はて?と立ち止まる。 2007年9月、新しいドアを開くためフランスに旅立ちます。目指すは、名門HECでのMBA取得。 目標:勝ち猫になります!!!
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Final 第2弾
今日は、Final 2番目の山、Financial Accountingのテスト。 朝、外に出ると、初霜が降っていた。ここ数日、急激に気温が下がっている。 試験会場までの道のりもところどころ凍っていて、途中転んで怪我をして遅刻した学生もいたほど。指先や耳がちりちりと痛い。手袋を買わねば。 統計学をはじめ、Chenにとって数字系科目はハードルが高い。Accountingも最初は辛くて、慣れない生活、その他の教科とあわせて連鎖反応的にフラストレーションが溜まったのか、足にびっしり蕁麻疹が出ていた時期もあったほど。財務諸表を目にしただけで、反射的に「ゴメンナサイ!」と言いたくなるほど拒否反応が強かった。でも、今はちょっと違う。 Chenにとっては、Mont Blancのような存在だったこの科目も、一つ一つ、手を動かして数字を書き出してバランスシートを作って、という作業を繰り返していくうちに、ちょっとずつ山の全体像が見えてくるようになった。特に、授業だけでは理解できないところはこの分野に詳しい人に解説をお願いして、お馬鹿な質問もたくさんさせてもらい、だんだん点と点がつながり始めた感覚が出てきた。時間もかかるし、最初は大変だけれど、以外に一つ一つの作業は箱根山に登るのと変わらなかったりする。 Mid-termでのFinancial Statementを作りなさい、的な問題に比べて、Finalでは、与えられたFinancial Statementを分析しなさい、という問題が中心だった。AccountingのProf,Capkunは、若いけれども度の強い眼鏡をかけてsinicalなジョークを沢山言う強烈なキャラクターの持ち主だが、"I don't care about exam!"と繰り返し言っていた。とにかく、財務諸表が理解できれば良いんだと。そういう意味では、教授の最低限の条件はクリアできたのかもしれない。かつては意味のない数字の羅列だった財務諸表が、今はよーく見ると会社のヒストリーとビジネス・トレンドが一杯詰まった一つのストーリーなのだと分かる。 経営者はこんな数字達からストーリーを読み出して、Decision makingをしていかなければいけない。企業価値を上げるために。。。今更だけど、企業って何なんだろう、と考えるための一つの鍵をもらった気がする。 テスト?Chenが読み取れたことは書きました。多分、もっと詳しい人はもっと沢山読み取れたのだろう。でもそのためにはもっと沢山の財務諸表をみないとな、と思った次第。AccountingはMont Blancではなかったと分かったけれど、箱根山を軽く登れるほどの体力気力は、もうちょっとトレーニングが必要みたい。^^;
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