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~Nouveau Monde~ HEC Paris 留学記
世界はヨーロッパへ!フランスでMBAを志すトランタンのブログ。
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Chen

Author:Chen
米系IT企業で7年間勤務後、はて?と立ち止まる。
2007年9月、新しいドアを開くためフランスに旅立ちます。目指すは、名門HECでのMBA取得。
目標:勝ち猫になります!!!

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MBA受験を振り返って
年末年始、昨年の今頃を振り返りながら、書きかけていた自分のMBA受験体験記をまとめ上げてみました。ブログを見てくださっている方の中でもしHECを受験してみようと思う人がいらっしゃったら、少しでも参考になれば幸いです。

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Why HEC?
Why MBAに続いて必ず聞かれるもう一つの質問、Why HEC?

Chenの場合は、当初USの2年制のMBAを念頭において準備をしていました。しかし、転職活動やキャリアカウンセリングをする中で、自分のバックグラウンドと今後のプランと年齢のバランス、がキャリアチェンジで成功するためにとても重要だということが見えてきました。世の中一般的に全く違う業界に転職するのは35歳までという目安があり、自分でも自分のバックグラウンドや今後のプランを考えた場合、それまでには卒業しておきたいと思ったのです。そこで、受験準備の途中から、プログラムの期間が短いことを志望校選定の条件に変えたのです。そうすると必然的に欧州MBAが志望校の中心となりました。HECのプログラムは16ヶ月であり、色んなことを学び吸収する期間としては長すぎず短すぎずちょうどよいと思いました。(実際入学してみると、学んだことを消化するにはそれなりの時間が必要だということが良く分かります。Chenにとっては1年未満のプログラムでは高い確率で消化不良を起こしていたと実感しています。)

また、プロジェクトなど実践的なプログラムであること、マーケティングの授業で定評がある学校も条件であり、そうすると選択肢は余りなく、HECが自然と候補としてあがってきました。HECはフランスという国からイメージするようにブランド・マーケティングなどにも定評があります。また、HECはグランゼゴールという大学の学部にあたる教育機関がエリート養成コースとしてフランスでは有名で、それがHECMBAが名門といわれるゆえんでもあります。HECの卒業生ネットワークは就職にも非常に有効であると聞いており、それも受験の理由のひとつになりました。また、これまでアメリカばかりを向いて仕事をしていましたが、人生で初めて欧州に身を置いてみるのも自分にとってとても良い経験になるのでは、とも思ったのももう一つの理由です。
Why MBA?
MBAのApplicationで必ず聞かれる"Why MBA?"。

Chenが実際に"Why?"が固めるまでには、結構時間がかかってしまいましたが、学校によっては年間1千万円近くの投資と2年近く働かないことの機会損失を考えると、自分の中でそれなりにはっきりとした理由と目的がないと、その決断にもなかなか踏み切れません。理由と目的は人によってそれぞれだと思いますが、Whyがはっきりすれば、後は進むのみだった気がします。

Chenの場合、その昔米国カリフォルニアに1年ちょっと留学&インターンシップをしたことがあり、その際、現地でMBA生と交流する機会があったことなどから、MBA自体への漠然とした憧れは持っていました。しかし、自分が経営者になるわけもないしそんな素質もないし、と自分とはやっぱり関係ない世界だとも思っていました。 また当時は、キャリア、と言っても、「英語を使う国際的な仕事をしたい」、という程度の希望でしたし、それは外資系の大企業に就職したことで、ひとまず目標も達成できていたわけです。

当時の仕事は、国内マーケットの需要予測や米国本社や海外の工場とのやりとり、ワールドワイドでの社内プロジェクト参加などで、比較的海外出張も多く、大変なりに楽しい毎日でした。しかし、数年もすると、やりつくしてしまった感とともに、巨大企業での細分化されたオペレーション業務にはとても詳しいけれど、世の中一般とは切り離されているような感覚を覚えるようになりました。また、三十路を目の前にし、このままで良いのだろうかという疑問もあり、中長期的なキャリアチェンジを見据えてMBAを考えるようになったのです。2003年に一度GMATの勉強を始めましたが、その後、社内でマーケティング職のポジションのオファーを頂き、ひとまずキャリアチェンジは達成できたし、MBAはやっぱりいらないや、と勉強もストップしました。

しかし、オペレーション系業務が長かった私が、いざ、マーケティング職についてみると、知識やスキルなど足りないことに気づき、色々苦労しました。ここで改めて、理論に基づいてマーケティングプラン、あるいはストラテジーを自分で描けるようになりたい、という思いを持ったことと、今後のキャリアプランを考えたときにChenのいた業界のようなB-to-Bの環境よりも、消費財などのB-to-Cを扱う業界へキャリア・チェンジしたほうが自分にとって可能性が広がると思ったこと、そのためにはMBAを取得することが自分にとっては一番効果的だと思ったことの2つの大きな理由で本格的にMBAを目指すことになったのです。

MBA受験 スケジュール&費用
経験してみて分かることですが、海外MBAの受験プロセスは本当、一筋縄ではいきません。特に時間がかかるのはGMATなどのスコアメイキングとエッセイの作成。働きながら準備を進めるのは強い信念とスケジュール管理が必要です。

Chenの場合は、実際に本格的に受験準備を始めたのは入学(2007年9月)の2年前になります。以下、箇条書きでスケジュールを書きます。

2005年6月ごろ
色々な状況をみた結果、やっぱりMBAは必要だと切実に思うようになり、2006年9月入学を目標に準備にとりかかる。TOEFLは素で受験し250点。GMATもこんなものだろう、と思い、GMATの独学を始める。

2005年11月
点数が全く上がらず(当時400点台)、ネットで見つけた個人塾のAFFIANCEに駆け込む。2006年入学は諦めなさい、と言われショックをうける。そもそもTOEFL250点じゃ全然ダメとも言われ、TOEFLの勉強から始めるように指導される。

2006年1月 ~3月
TOEFLの勉強と並行して、GMAT SC対策でYESに通う。

2006年4月 ~5月
AFFIANCEでのGMAT集中講座を受講。TOEFL270点(終了)。

2006年6月 ~7月
AFFIANCEで知り合った仲間と毎週勉強会を開催。職場で人員削減の大嵐が吹く中、心理的にもかなり不安定になり一時期勉強が手につかなくなる。

2006年8月 ~9月
エッセイカウンセラーの木下氏に自分のキャリアプランを改めて相談。とりあえず、今の自分のバックグラウンドでどれだけキャリアチェンジが可能か試すため、転職活動をしてみることを勧められる。9月初旬久々のGMAT560点。昨年からの進歩が見えて少しだけホッとする。

2006年10月
就職活動はキャリアの横滑りになってしまうことを再認識。改めてMBA受験に集中することを決意。就職活動を通して見えてきた採用側のニーズと自分の年齢を考え、短期間でMBA取得が可能な欧州MBAにフォーカスを変更する。2回目GMAT受験。またしても600点には届かず、かなり凹む

2006年11月
とにかく受験はするのだから、とスコアの出ないまま、推薦状の準備に入る。

2006年12月
3回目またしてもGMAT600点越えができず。泣きそうになりながらも、HECのpre-application審査で自分のバックグランウンドの評価が良かったため、1月締め切りに提出することを決意

2007年1月
HECにApplication 提出。

2007年2月
HECから再度GMATを受けなおすよう指示され、風邪で最悪のコンディションで4回目GMAT受験。がスコアが全く上がらず、全て終わった、と涙ながらに家路につく。が、帰るとインタビューへの招待メールが!

2007年3月
GMATの点数を補うべく、インタビューのためフランスまで赴く。結果、Waiting Listに。

2007年4月
首の皮一枚つながった状態で5回目GMAT受験で600点台に到達。安堵のため息。HECにメールでスコアを報告すると翌日には合格が決定。。。

振り返ると、本当に長い道のりでした。とてもお金もかかりましたし、色んなことを犠牲にしたようにも思います。最終的には結果がでたので良かったのですが、それでも、反省点は沢山あったと思っています。
その中でも一番大きいのは、受験勉強を始めた最初の頃に、もっと積極的に情報収集をするべきだったということ。早い段階で、効率の良い勉強方法や自分のモチベーションを高める方法をあらゆる角度から探す、などをしていれば、少なくとも一年目の受験勉強の時間は無駄にならずに済んだのでは、と思います。。。
まあ、だからこそ今、その反省もあって、本件をブログに残そうと思った訳なのですが。
これから受験を志す方の何らかのヘルプになれば、幸いです。

*ご参考までに、受験対策の費用について、残しておきますね。

私の場合はかれこれ、200万円以上近くかかってしまいました。
多分、もっと効率的に進める方法もあったかもしれません。(GMAT受験費用だけでも結構かかります・・・) ご参考までに。

(内訳)
GMAT対策 アフィアンス(模試や単発講座含む):約60万円
GMAT対策 YES:約20万円
エッセイカウンセリング(インタビュー対策含む);約80万円
キャンパスビジット(現地インタビュー)x2: 約30万円
TOEFL&GMAT受験料:約20万円
アカデミーヒルズ会員費:約12万円

改めて見ると、かなりショッキングな数字ですが、当時の受験仲間の間では、比較的「普通」なケースだったようです。ため息でちゃいますね。。。



Final 全部終了!
今週、金曜日のMarketingの試験をもって、コアターム全ての試験が終了した。

月曜日:Financial Market。

来学期のCorporate Financeに入る前に、"Market"について学び、Decision making processに必要な要素を押さえる内容だったが、”What is a corporation?”から始まって、最後は”Derivative”まで行ってしまう本当に幅の広い授業だった。
証券アナリストなどの勉強をしたことのある人にとってはきっと、見慣れた内容だったのだと思うが、Chenにとってはこれもまた「わかんない~」と額に皺寄せる原因だった。

トム・ハンクスにちょっと似ているスイス人の若い先生、実は授業が分かりづらいと評判がよくなかった。プロファイルを見ると、なんとChenと同い年。本当はDerivativeを専門とする先生らしいが、まだ教える経験が少ないせいか、残念ながら初めてこの科目を学ぶ学生にとっては、その面白さとか意義などを十分伝えきれていないように感じた。

授業では、それでも全ての投資はNPVを求めて判断する、ということやリスク分散、ポートフォリオの組み方、などをカバー。面白いな、と思ったのはテストで一番聞かれていたのが、Cash flowについてで、Accountingの授業でも後半一番力を入れていた部分だった。企業活動や投資が、どれだけCashを生み出すのか、を見極めるのがやっぱり一番大事なポイントなのかもしれないな、と思った次第。

水曜日:Supply Chain Management。

ブラジル出身の何故かモーツアルトと言う名前の先生。P&Gに長年努めていた経験豊富な先生でサプライチェーンに対する情熱はとても熱いのだが、とにかくポルトガル語の訛りが強すぎて、言っていることが理解できない。。。Native Speakerでさえも不満を漏らしていた。Chenは昔サプライチェーンに関わる職種についていたので、この科目自体はとても面白いと思っていたのだが、言葉(というか訛り)の壁は厚かった。。。

Chenがこの先生から学んだことは、結局"A forecast will never be accurate"ということ。沢山の大企業の例を出して、色々頑張って予測立てても外れるものは外れるんだと、熱く語っておられた。(so true...)それでも、forecastはproductionのために必要なのだ、ということでdemand forecastを導くための公式をいくつも教えてくれた。最適発注量の求め方の公式などは、面白いな、と思ったものの、Chenの昔の職場ではそんな公式は一つも見たことがなかったので、具体的にどの企業がどういう公式を使って予測を立てているとかまで突っ込んだ話があればもっと面白かったのにな、と思ったりもした。

そして金曜日:Marketing

マーケティングの教授はドイツ人。ヨーロッパでのマーケティング・リサーチの経験が豊富で、特にグローバルマーケティングのコンサルなどもやっていたそう。今期はコア科目ということで、マーケティング・ベーシックを「楽しく」学ぼう、ということに重点を置いた授業方針で学生の間では人気が高かった。ただ、マーケティングを専攻したい学生にとっては、比較的「ゆるい」授業形態にちょっと物足りなさもあったのも事実。Bilingual section(フランス語での授業)にいる学生はKapfereという名物教授のマーケティングクラスを取っていたが、こちらはコア科目とは言え相当ハイレベルな内容だったようだ。

マーケティングは中間試験がなかったのでFinal一本勝負。ケース問題、とだけ事前情報があったものの、それ以外は対策のしようもなく心配していたが、蓋を開けてみると、拍子抜けするくらい、シンプルな内容でホッと一安心。ケースにあるマーケティングの課題について、自分ならどうするか、をマーケティングの枠組みを使ってロジックを組み立てて説明していく。自由にクリエイティブになれる問題形式なので、解答している途中から楽しくなってくる。とにかく3時間書きまくる。。。

・・・そして、全て終了~!!!

あーこれで1学期終わっちゃった。ホッとすると同時に、ちょっとしんみり。皆と「ホント早かったよねー」と驚きあう。来年の今頃も、私達同じようなコメント言ってるのかな???

来年の授業は1月7日からスタート。それまでしばし、お休み・・・。
(あ、でも休みの間に宿題があるのよ。私達!)
Final 第2弾
今日は、Final 2番目の山、Financial Accountingのテスト。

朝、外に出ると、初霜が降っていた。ここ数日、急激に気温が下がっている。
試験会場までの道のりもところどころ凍っていて、途中転んで怪我をして遅刻した学生もいたほど。指先や耳がちりちりと痛い。手袋を買わねば。

統計学をはじめ、Chenにとって数字系科目はハードルが高い。Accountingも最初は辛くて、慣れない生活、その他の教科とあわせて連鎖反応的にフラストレーションが溜まったのか、足にびっしり蕁麻疹が出ていた時期もあったほど。財務諸表を目にしただけで、反射的に「ゴメンナサイ!」と言いたくなるほど拒否反応が強かった。でも、今はちょっと違う。

Chenにとっては、Mont Blancのような存在だったこの科目も、一つ一つ、手を動かして数字を書き出してバランスシートを作って、という作業を繰り返していくうちに、ちょっとずつ山の全体像が見えてくるようになった。特に、授業だけでは理解できないところはこの分野に詳しい人に解説をお願いして、お馬鹿な質問もたくさんさせてもらい、だんだん点と点がつながり始めた感覚が出てきた。時間もかかるし、最初は大変だけれど、以外に一つ一つの作業は箱根山に登るのと変わらなかったりする。

Mid-termでのFinancial Statementを作りなさい、的な問題に比べて、Finalでは、与えられたFinancial Statementを分析しなさい、という問題が中心だった。AccountingのProf,Capkunは、若いけれども度の強い眼鏡をかけてsinicalなジョークを沢山言う強烈なキャラクターの持ち主だが、"I don't care about exam!"と繰り返し言っていた。とにかく、財務諸表が理解できれば良いんだと。そういう意味では、教授の最低限の条件はクリアできたのかもしれない。かつては意味のない数字の羅列だった財務諸表が、今はよーく見ると会社のヒストリーとビジネス・トレンドが一杯詰まった一つのストーリーなのだと分かる。

経営者はこんな数字達からストーリーを読み出して、Decision makingをしていかなければいけない。企業価値を上げるために。。。今更だけど、企業って何なんだろう、と考えるための一つの鍵をもらった気がする。

テスト?Chenが読み取れたことは書きました。多分、もっと詳しい人はもっと沢山読み取れたのだろう。でもそのためにはもっと沢山の財務諸表をみないとな、と思った次第。AccountingはMont Blancではなかったと分かったけれど、箱根山を軽く登れるほどの体力気力は、もうちょっとトレーニングが必要みたい。^^;

Final Exam スタート
この間、Mid-termが終わったばかりかと思いきや、もうFinal-examの時期。早すぎる・・・。

Final第一弾はStatistics.

この科目が始まったときには、半分本気で落ちこぼれるかと思ったくらい訳が分からず辛かったが、日本から統計学の入門書を送ってもらったり、学部で統計学を勉強した人に教えてもらったり、もちろんProfessor含む色んな人に泣きついて、終わってみると統計学の基本的なことは一通り一応分かるようになった気がする。

正規分布と統計的推定、t分布、F分布、仮説検定、カイ2乗検定、ウィル・コクソン検定、回帰分析、ANOVA分析、クラスター分析、そしてSPSS.....

Finalは計算問題よりも、これまで習った知識をもとに、「分析しなさい」という問題が多かった。とりあえず書きまくる。これだけ書けば単位は多分くれるだろう。。。

それでも、やっぱり限られた時間で知識を詰め込んだだけなので、今後、この知識を使って何かしなければならなくなったときには、多分応用が利かないんだろうな、という漠然とした不安は否めない。例えば、マーケティングの市場分析で非常に大事というクラスター分析、じゃあ、今から、実際のビジネスで一人でやっておいてね!と言われて自信もって出来るかと言うと・・・。

最後の授業で、この点をProfessorに聞いたら、後は後半のパーソナルフェーズでマーケティングの先生に聞いてくれ、と。後半の授業に期待しよう。そして、時々は教科書とノートを見直さなくては。。。
Japan Week 終了
5日間に渡るJapanWeekが終了した。J-Weekは、毎年、日本人学生によって企画実行される日本紹介イベントで、企業からのFund raisingから始まり、講演会やパーティーなどを含むHECMBAの中ではかなり大掛かりなCultural eventだ。毎年、日本人だけでなく、インド人主催によるインディアン・ウィークやラテングループによるラテンウィークなど、学生主催によるCultural eventの企画はHECMBAの特徴でもある。

今年の企画は以下のとおり:

1-2日目:映画鑑賞会 ご存知、北野武監督、「座頭市」と、Steven OKAZAKI監督、「White Light Black Rain」
3日目:トヨタ・フランス Secretaire General の講演会
4日目:Wii大会
5日目:パーティー

やはり、一番盛り上がったのは最終日のパーティーだったが、意外と好評だったのが映画鑑賞会。特に2日目のWhite Light Black Rainは、原爆という重いテーマをアメリカ人監督の客観的な視点から日本側被爆者やアメリカ側関係者の証言を元に淡々と描いていくドキュメンタリー映画だったが、参加者の数も多く、日本人以外の学生の関心の高さがうかがえた。

その他、トヨタフランスのContinuous Improvement(いわゆるカイゼン)とそのマネジメントスタイルについての講演、そして、Nintendo"Wii"の本体を商品に賭けたWiiトーナメント大会も盛況で、徐々に最終日パーティーに向けて雰囲気を盛り上げていく。

全てのイベントは夜、授業が終了した後に開かれたが、アサイメントやグループワークやらで本当に忙しい中、ちゃんと時間を割いて、自分の勉強やキャリアとは直接関係ないところで、異なる文化を理解し、学ぼうとする皆の姿勢に本当に頭が下がる思いだった。

正直、Chen達J-Week実行委員も、企画実行の立場で、学業との両立に一杯一杯の状況だったが、それでも皆が日本文化に対してリスペクトを払ってくれるのを感じて、イベント直前は皆、睡眠時間をさらに削って準備に励んでいた。

最終日のパーティーは、8PMからの始まりにも関わらず、盛りだくさんの内容で、お茶会、書道のデモンストレーション、ファッションショー、寿司ルーレット(わさびあてゲーム)、カラオケ大会、と3時間皆を飽きさせることなく、目一杯日本文化を楽しんでもらえたと思う。パーティーチケットをあらかじめ販売して、寿司とビール飲み放題のセットも提供。それでも日本企業のスポンサーがなければとても予算的に間に合わなかった。これからも企業側にHECMBAにもっと期待してもらえるように、いろんな意味で頑張らなくては、と思う。

イベントが終わってみれば、皆のコメントからは、今までで一番良いイベントだった、とてもプロフェッショナルだった、You guys're amazing等沢山嬉しい言葉。。。Chenプロデュースのファッションショーも大成功。最初はクラスメイトが浴衣姿でうまく歩いてくれるか心配したけれど、始まってみれば皆、ノリノリ。中でも、女子高生ファッションは以外にも大ウケ。このノリは日本人にしか分からないのかと思いきや、男子クラスメイトの喜びようを見る限り、「カワイイ」女子高生は世界中に受けるみたい。新しい発見(^^;。やっぱり日本のパワーを支えているのはJ-Popだった・・・(!?)

パーティー:ファッションショーの様子

とても小柄なアメリカ人Annには一番サイズの小さい浴衣がピッタリ。
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台湾人のKateは女子高生ファッションがすっかり気に入った様子。
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アンコール・ウォークはカップルで登場
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最後は皆で記念撮影・・・
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