来学期のCorporate Financeに入る前に、"Market"について学び、Decision making processに必要な要素を押さえる内容だったが、”What is a corporation?”から始まって、最後は”Derivative”まで行ってしまう本当に幅の広い授業だった。 証券アナリストなどの勉強をしたことのある人にとってはきっと、見慣れた内容だったのだと思うが、Chenにとってはこれもまた「わかんない~」と額に皺寄せる原因だった。
Chenがこの先生から学んだことは、結局"A forecast will never be accurate"ということ。沢山の大企業の例を出して、色々頑張って予測立てても外れるものは外れるんだと、熱く語っておられた。(so true...)それでも、forecastはproductionのために必要なのだ、ということでdemand forecastを導くための公式をいくつも教えてくれた。最適発注量の求め方の公式などは、面白いな、と思ったものの、Chenの昔の職場ではそんな公式は一つも見たことがなかったので、具体的にどの企業がどういう公式を使って予測を立てているとかまで突っ込んだ話があればもっと面白かったのにな、と思ったりもした。
Mid-termでのFinancial Statementを作りなさい、的な問題に比べて、Finalでは、与えられたFinancial Statementを分析しなさい、という問題が中心だった。AccountingのProf,Capkunは、若いけれども度の強い眼鏡をかけてsinicalなジョークを沢山言う強烈なキャラクターの持ち主だが、"I don't care about exam!"と繰り返し言っていた。とにかく、財務諸表が理解できれば良いんだと。そういう意味では、教授の最低限の条件はクリアできたのかもしれない。かつては意味のない数字の羅列だった財務諸表が、今はよーく見ると会社のヒストリーとビジネス・トレンドが一杯詰まった一つのストーリーなのだと分かる。
1-2日目:映画鑑賞会 ご存知、北野武監督、「座頭市」と、Steven OKAZAKI監督、「White Light Black Rain」 3日目:トヨタ・フランス Secretaire General の講演会 4日目:Wii大会 5日目:パーティー
やはり、一番盛り上がったのは最終日のパーティーだったが、意外と好評だったのが映画鑑賞会。特に2日目のWhite Light Black Rainは、原爆という重いテーマをアメリカ人監督の客観的な視点から日本側被爆者やアメリカ側関係者の証言を元に淡々と描いていくドキュメンタリー映画だったが、参加者の数も多く、日本人以外の学生の関心の高さがうかがえた。