夕方からは、Deauvilleという海岸高級リゾート地に移動。Deauvilleはアメリカン・フィルム・フェスティバル(Festival du Film Américain)が毎年開かれることで有名らしいのだが、普段は高級ブティックが立ち並びカジノがある以外は特に何もなく小ぢんまりとしている。夜はそのままDeauvilleでパーティー。みんな弾けまくる。
Associate Dean のValérie Gauthierは話の中で、「あなたたちはとてつもなく高い運賃を払って、正確にはどこに到着するかわからない船に乗ったのだ。それも、多くの人は仕事や家族、色々な大切なものを背後に残しながら。」というメタファーを使った。そこまでして、皆、「変わりたい、変えたい」と強く思ってここに来ている。。。この1年半、決して無駄にはできない。
フランス語研修期間も終わり、いよいよHECのキャンパスに引越しする日が来た。語学学校に参加していたHECのメンバーたちとタクシーを借り切って、大きな荷物とともに、パリからHECのあるJouy en Josasへ向かう。車だと意外と近いことが分かった。Chenの滞在していたパリの16区からは高速に乗って約20分ほどで到着。しかし、パリからこんなに近いにもかかわらず、キャンパスはin the middle of nowhere(なーんにもないところ)にある。合格してから初めてキャンパスにやってきた学生も多く、キャンパスに近づくにつれ、窓から見えてくる地平線に彼らの顔がだんだん顔が引きつっていくのがわかる。う~ん。田舎だ。思わず窓からシャッターを切る。