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プロフィール |
Author:Chen
米系IT企業で7年間勤務後、はて?と立ち止まる。 2007年9月、新しいドアを開くためフランスに旅立ちます。目指すは、名門HECでのMBA取得。 目標:勝ち猫になります!!!
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「女の子」という職種 |
元同僚のOさんと久しぶりにお食事。彼女は最近、日系の証券会社の採用担当として転職された。外資系企業での経験が長い彼女が、戸惑いながら言う。「何の仕事をやっているか分からない女性達が沢山いるのよ。」
彼女が言うには、最近は同じフロアーの女性同士誘い合ってランチに出ることも多くなっているこの頃、彼女たちにどんな仕事を担当しているか聞くと、多くの女性が、職種での分類がないまま、周りの男性社員から頼まれた仕事を言われたとおりに片付けるのが仕事のようだという。あえて言えばアシスタント職なのだろうが、外資系の会社で必ず見られる「ジョブ・スペック」が見当たらないのよ、という。
そう言えば。。。思い当たる節がありOさんに聞く。「それって『女の子』って職種じゃない?」
職種、というのは言い過ぎかもしれないけど、日経の会社では補佐的な仕事をしている人の総称を『女の子』というらしい。前職で日本の会社のお客様と会話したときも、オヤジ世代の相手が「ウチの女の子に入力させた」と言いだし、一瞬何のことか分からず目が点になったことがあった。そのときはChenも、「まあ、オヤジの世代だし、頭古いし。」と割り切っていた。しかしその後、Chenと同年代のMBA進学する新進気鋭の男性さえもが、細かい仕事を「女の子にやらせたから」とフツーに話しているのを聞いたときには、さすがに口がぽっかり開いたままになってしまった。
やっぱり何かおかしい。Chenは2つ問題があると思う。
一つは、別にフェミニストじゃないけど、『事務アシスタント=女の子』という言い方が、純粋に正しくないから。『事務アシスタント』は別に男の子だってできる仕事である。ましてや『女の子=事務アシスタント』ではない。こういう言い方をすると、女の子の仕事は事務アシスタントの仕事に限定されているようにも聞こえてしまう。事務アシスタントは事務アシスタントの仕事。男も女も関係なくそれに適した人が就くべきではと思う。
もう一つは、『女の子』という枠で何となくくくられた、『何の仕事をやっているか分からない女性達』の存在を許しているのって、企業にとってはめちゃくちゃ非効率的なんじゃない?と思うから。Oさんの観察によれば『女の子』達は、頼まれたことを片付ければ良し、あえて組織にそれ以上の貢献をするつもりもないし求められてもいない。それは多分『女の子』だから許されているのであって、同時に、男性社員が都合良く使える、ということで相殺されてるんだろう。『女の子』ではなく、『OXのプロフェッショナル』という認識がお互いにない限り、お互い曖昧に使い使われ、全体的にはとても非生産的なんじゃなかろうか、と思うんだけど。。。
Chenが、「あ、その仕事?ウチの男の子にやらせておきましたから。」な~んてさらっと言ったら、相当恐ろしいことになりそうだなあ・・・(笑)
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