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プロフィール |
Author:Chen
米系IT企業で7年間勤務後、はて?と立ち止まる。 2007年9月、新しいドアを開くためフランスに旅立ちます。目指すは、名門HECでのMBA取得。 目標:勝ち猫になります!!!
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Chinese Week |
Latin week、Indian week、African week、と立て続けにあったcultural eventの最後のイベント、Chinese weekが終わった。正直、何で今やるの~??と疑問の声があちこちで上がっていた。そう。今週から期末試験週間に突入しているのだ。試験の第一弾、Human Resource Managementを皮切りに、3週間に分けて試験が続く。試験を目前に控え、授業も終わりに近づき最後のアサイメントに皆追われている。メチャクチャ忙しいんだよ~。。。
何で今か、と言うと、もともとは彼らは旧正月に計画したかったのが、プランがまとまらず、色々やっているうちに他のCultural eventにスケジュールを取られてしまって、今になってしまった、ということらしい。でも、プランニングが遅れたことについて彼らを余り責めるわけにはいかない。裏話を聞くと、色々大変だったらしいので。。。一言でChinese week、中華文化のイベント、とは言っても、企画グループは中国人(香港含む)、台湾人、シンガポール人から成り立っている。最初は、China weekと名前をつけようとした中国人に、台湾人、シンガポール人が猛反発したり。。。グループの中にはmandarinを話せない人もいるし、一つにまとめるのは大変だ。大げさに言うと、昔サッカーワールドカップで韓国と日本が合同イベントを企画したようなものかもしれない。
それでも、イベントが始まってみると、色々アイデアを練った面白い企画も多く、以外に参加率は高い。Dumpling workshopでは皮から作る手作り餃子の作り方を教えてくれて、その場で水餃子にして夕飯にできる、ということでかなり盛況。le restaurant (学食)の夕飯に食べ飽きてる中、これはうまい!
企業講演も、中国展開を積極的に進めているフランスのEADS社(Airbusの親会社)と、フランスでの展開を進めている中国のTelecom企業、HUAWEI社と、対照的な企業を招待して行われ、心配された割には参加率も高かった。
最終日のパーティーも、プロのダンサーを呼んできたり、中華系以外のクラスメイトによる寸劇など、色々アイデアを凝らしていた。我々も忙しいけど、計画&実行するほうは相当大変だったに違いない。。。
彼らの準備の進め方やイベント当日の動きを見ていてちょっと思ったのが、台湾人ってすごい、ということ。話を聞くと、China week企画グループは途中で、個性の強い中国人同士、また違う国籍同士で意見が合わず、半ば内紛(?)状態になったりもしていた模様。シンガポール人は途中で脱退してしまう中、最終的に台湾人は一歩退いてグループに協力する形をとり、表の企画などは中国人に任せ、当日の裏方など黙々と引き受けていたようだった。やっぱり国柄なんだろうか。「私が私が!」という中国人に対して、敢えて彼らと喧嘩してまでこの忙しい時期に企画などやらなくても良い、という賢い考え方と、でも協力するところはちゃんとする、という、ポジショニングのとり方がうまいな~、と一人感心していた。
仲の良い台湾人のYC、出会って間もない頃、台湾の大使館はないんだよ、と教えてくれた。指摘されて初めてそのリアリティに気がつく。国として正式に認められていない台湾。微妙なポジショニングをうまくバランスをとりながら国際社会で生きている。でも、台湾人は皆前向きでとても明るい。何とかなるから、という楽観主義は、この微妙なポジションを生き抜く知恵なのかも、という気もする。
ともかく、色々あったらしいChinese weekが最後にはうまくまとまって、皆が楽しくおいしく中華文化を楽しめたのは本当に良かった。これでイベントは一段落。さ、期末に向けて頑張らなくちゃ~!
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Indian week |
今月はCultural eventが目白押しだ。3月10日から始まったIndian weekに続いて、African week, そしてChinese weekが待ち構えている。
まずはIndian week。HECMBAの最大派閥,、インド人によるイベント。もともと学生生活の中でインド人との接点が多い中で、このイベントはいわば、これまで経験したインド人カルチャーのおさらい、といったところか。
Japan weekと構成は似ていて、映画と企業講演、そしてパーティーという感じ。ちょっと違うのは、インドから仕入れてきた色んな小物を売るバザーをやっていたこと。何しろ、物価が10倍以上違うというから、ネックレスなどを10ユーロくらいで売っていたけれども、結構儲かっていたのでは??さすが。
企業講演は、フランスをベースにした世界最大の原子力産業複合企業AREVAのCFOによるスピーチ。フランス語訛りの英語を話すインド人。2030年までに、インドはアメリカと同じ量の電力を消費する(!)との見込みだそうで、当然、インドでのビジネスがメチャクチャ伸びているらしい。それだけの消費が予想されている事実と、それらを賄うのには当然原子力がオプションであるということと、そもそも原子力のカスがどこに運ばれるんだろう、環境問題は。。。などなど考えると、ちょっとそら恐ろしい。。。
また、彼はインドの経済を語るのに必ず中国を引き合いにしていたが、「インドが上」という意識がとても強かったのが印象的だった。理由は、①教育に力を入れている②英語が喋れる③数学が得意、だから。う~ん。この3点については、中国だけでなく、実は日本もインドに負けてるのではないだろうか?
しかし、とにかくインド人達が勢いづいていることは間違いない。HECの学生の傾向でもあるのだが、やはり皆とても優秀だしよく喋る。アカウンティングなどの授業中に先生が「これ誰か計算して」というと真っ先に答えるのはいつもインド人。それも計算機なしで2桁の掛け算とかやってる。(時々間違えてるけど・・・)。一方で、調子付いている人にありがちなことだけれど、周りのことを見ていない人も多い。自分の予定ばかり優先してグループワークを平気ですっぽかしたりする人も、インド人に多い。頭が良いから色々アイデアや批判は口にするのだけれど、実際に自分で手足を動かして形にするのは人任せ、という人も多い。
そんな事情がよく現れているのでは、と内心思ったのが、彼らが上演した映画、Rang De Basantiだ。ストーリーは、経済的に裕福なエリート大学生達が、昔の独立運動のリーダー達のように歴史に残るような人物に憧れるものの、実際には何をしたら良いのか分からず、漠然としたフラストレーションを社会に対してぶつけていく、という内容。外国から映画作りの為にやってきたイギリス人女性のアイデアがきっかけとなって、だんだんと過激な思想に走って最後はテロリストのように周りも傷つけながら自滅していくという、インド映画と言えば皆が歌って踊るラブコメ映画を想像していたChenには、正直とてもショッキングな映画だった。もちろん、オーバーに描いている部分もあるのだろうけど、今のインドの本質を突いているのでは、と思った次第。
そして最終日はパーティー。皆にカレーやサモサが振舞われ、そして一番の出し物はお決まりのファッションショー。クラスメイトの何人かがモデルに選ばれ、サリーを着せてもらって舞台を歩く。Chenもモデルに選ばれて、人生で初のサリー体験となった。
しかしサリーってすごい。なにがすごいかって、あれ、6メートルもあるただの長~い一枚の四角い布なのだ。それを丁寧に幾重にも襞を作りながら体に巻きつけていく。サリーの下には、薄く長いペチコートみたいのと上半身にはピッタリした袖なし又は半そでの丈の短いビスチェのようなものを着る。基本はきつく腰で留めたペチコートにサリーを挟み込みながら体に巻いていく。体に一周したら残りの布を肩でピンで留めて前身ごろを作る。出身地や目的によって幾通りものアレンジの仕方があって、人によってはお腹や肩を堂々と見せたり、隠したり。モデルになったクラスメイトたちも皆違うスタイルで着付けをしてもらっていた。一枚の布でこんなに変わるものかと、皆相当興奮気味だった。
Chenのドレスは、ピンク地に金の刺繍が沢山入っているとても薄くて軽い美しい布地のサリー。クラスメイトのNishaのパーティードレスで結婚式並みの大事なパーティーで着る衣装らしい。皆にすごく綺麗だった!と褒められてChenが相当良い気分だったのは間違いない。しかし、秘密をばらすと(!)下に着るビスチェ、オーダーメイドでその人のサイズピッタリに作るらしく、骨格の太いChenには細っこいNishaのサイズが合わず、苦しかったのなんのって。。。サリーで隠れていたから良かったけど、実はボタンがちゃんと締まっていませんでした(笑)。
サリーの着付けを見ていて、インド人ってとってもクリエイティブでお洒落なんだな~と初めて思った。正直、普段キャンパスにいるインド人は全然イケてない。寒さに慣れていないせいか、コートと帽子などの小物類がいつもちぐはぐ。それにいつも金のでっかい指輪をしていたりして、何となくユーモラスな感じが否めなかったのが、サリーを着ると本当に変わる。浅黒い肌に、華やかな色の、襞を一杯作ったサリーをゆったりと着て、首や腕など露出している部分にありったけの金のアクセサリーを付ける。額にはもちろん赤いビンディ、鼻にも金色のシールを貼ると、本当にゴージャスだ。でっかい指輪も見事に映える。この衣装の前にはどんな高級ブランドの洋服も適わない気がする。それくらい、圧倒的な存在感を生み出している。
伝統って、すごいな、と思った。そして、伝統はその文化に育った人を一番美しく見せるのではないかとも思った。その人の持っている個性が伝統というストーリーとつながってピーンと引き出されている気がした。
インドってすごい。
 民族衣装を着たクラスメイト達全員集合。
 カナダ人&ドイツ人ペア。ゴールドがテーマ。
 中国人&アメリカ人ペア。白がテーマ。
 ウクライナ人&日本人(Chen)ペア。ピンクがテーマ。
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大使と会談 |
突然、HECのExternal relations担当の方から、日本人学生大集合!のお呼びがかかる。なんでもこの日は在仏日本国大使館(Ambassade du Japon en France)の飯村大使がキャンパスを訪問されるとのこと。Deanはじめ学校関係者と会談した後に日本人在校生とも引き合わせようとの学校側の計らいだった。
でも、こんな何にもないところでどこでおもてなしするんだろう。。。?
実は、学生食堂の裏手にVIP用の応接室があり、そこで学生食堂の料理長?が特別料理を作ってお出しする仕組みになっているらしい。。。まあ、VIP用、とは言ってもやっぱり学生食堂と同じキッチンだから、担当の方いわく“Jouy-en-Josas風”の料理になってしまうらしいが。。。
我々学生は、ランチ終了後の大使とコーヒーを飲みながら会談、ということに。最初は皆緊張気味だったものの、飯村大使、とても気さくな方で会話も弾む。「私費留学の方は大変ですね。」との大使のコメントにちゃっかり「国費留学にできませんか?」と突っ込むK氏。さすがです。。。^^; グループワークでの日本人の役割についての説明に大きく頷かれていた。何か思うところがあったのだろうか。また、昨年のJapan Weekに話が及び、「僕が居合やってXX(書記官の方)が空手やって武術の紹介しようか」と乗ってくれる。 もうちょっとお話したかったものの、あまり時間もなく、後は皆で記念撮影をして会談は終了。皆で左ハンドルのToyota Century(!)をお見送りする。大使はその後キャンパスの湖を見てから帰られたらしい。
平凡なJouyのキャンパスライフの、ちょっとした出来事でした。
P.S.大使、今年の秋のJapan Weekでお待ちしております♪
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GALA |
HEC Grandes Ecoles主催でGALA HECがパリのWestinホテルで開かれた。 GALAとは要するに、ちょっとフォーマルなディナー・パーティーである。HECとつながりの深い(スポンサーをしてもらっている)企業のちょっと偉い方々がゲスト参加して、Deanはじめ学校の主要関係者も多数参加する、HECの年に一度の大イベントらしい。女性はイブニングドレス、男性はタキシードが基本。Chenも急遽日本からドレスを送って間に合わせた。
会場に着くとクラスメイト達が皆、タキシードやら背中の大きく開いたドレスを着てシャンパングラスを片手に話に花咲かせている。いつもとは全く違う空間と雰囲気がなんとも言えない高揚感を生み出す。合間にプロのカメラマンが撮影をしてくれたりで、ちょっとしたセレブ気分だ。
しかし、フランス式フォーマル・パーティーがどんなものか興味があったのだが、フランスだからなのか(?)、相変わらずきちっとした段取りがない。7:30からカクテルが始まり、8:30からディナー、11:45からパーティーという事前の案内が一応あったものの、どれも時間通りには始まらず、30分くらいは余裕で遅れ、おまけにアナウンスもなし。なんとなく人の流れに任せて会場内を移動して、何となくテーブルについて、何となく食事が運ばれてきたてディナーが始まり、何となくディナーが終わるという感じ。そういえば全体で乾杯の音頭をとることもなかったなあ。。。それでも、皆楽しい会話とおいしいワインと食事に満足して、夜中の12時近くなってようやく次のダンスフロアへ向かってパーティーの続きを楽しむから、最後にはつじつまがちゃんと合うわけだ。フランスだなあ、と何となく思う。
ちょっと残念だったのは、参加者はやはりグランゼコールが中心で、MBA生は中間試験が近いことや、参加費がちょっと高めなのとMBAのパーティーでないことなどが影響したのか、参加率が思ったより低かった。折角の年に一度のイベントなのだからもっと皆積極的に楽しめば良いのに、と思うのだが。。。
実際のところ、人数でもそうだが、HECMBAはグランゼコールに比べるとやっぱりプレゼンスが低い感が否めない。でも折角高い投資をして遥々やってきているChen達MBA生からすると、もうちょっとその投資に見合うスペシャル感を味わいたいという気持ちも当然ある。本来MBAプログラムでこういうパーティーなどがあっても良いくらいなのに。
そうそう。パーティーといえば、5月に開かれるMBAトーナメント(欧州MBAオリンピック)はHECMBAが主催。当然、そのイベントの一環でパーティーの企画もある。Chenもイベントチームの一員として色々できることはあるはず。がんばろうっと。
 カクテルにて。

 ディナー会場にて。
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Japan Week 終了 |
5日間に渡るJapanWeekが終了した。J-Weekは、毎年、日本人学生によって企画実行される日本紹介イベントで、企業からのFund raisingから始まり、講演会やパーティーなどを含むHECMBAの中ではかなり大掛かりなCultural eventだ。毎年、日本人だけでなく、インド人主催によるインディアン・ウィークやラテングループによるラテンウィークなど、学生主催によるCultural eventの企画はHECMBAの特徴でもある。
今年の企画は以下のとおり:
1-2日目:映画鑑賞会 ご存知、北野武監督、「座頭市」と、Steven OKAZAKI監督、「White Light Black Rain」 3日目:トヨタ・フランス Secretaire General の講演会 4日目:Wii大会 5日目:パーティー
やはり、一番盛り上がったのは最終日のパーティーだったが、意外と好評だったのが映画鑑賞会。特に2日目のWhite Light Black Rainは、原爆という重いテーマをアメリカ人監督の客観的な視点から日本側被爆者やアメリカ側関係者の証言を元に淡々と描いていくドキュメンタリー映画だったが、参加者の数も多く、日本人以外の学生の関心の高さがうかがえた。
その他、トヨタフランスのContinuous Improvement(いわゆるカイゼン)とそのマネジメントスタイルについての講演、そして、Nintendo"Wii"の本体を商品に賭けたWiiトーナメント大会も盛況で、徐々に最終日パーティーに向けて雰囲気を盛り上げていく。
全てのイベントは夜、授業が終了した後に開かれたが、アサイメントやグループワークやらで本当に忙しい中、ちゃんと時間を割いて、自分の勉強やキャリアとは直接関係ないところで、異なる文化を理解し、学ぼうとする皆の姿勢に本当に頭が下がる思いだった。
正直、Chen達J-Week実行委員も、企画実行の立場で、学業との両立に一杯一杯の状況だったが、それでも皆が日本文化に対してリスペクトを払ってくれるのを感じて、イベント直前は皆、睡眠時間をさらに削って準備に励んでいた。
最終日のパーティーは、8PMからの始まりにも関わらず、盛りだくさんの内容で、お茶会、書道のデモンストレーション、ファッションショー、寿司ルーレット(わさびあてゲーム)、カラオケ大会、と3時間皆を飽きさせることなく、目一杯日本文化を楽しんでもらえたと思う。パーティーチケットをあらかじめ販売して、寿司とビール飲み放題のセットも提供。それでも日本企業のスポンサーがなければとても予算的に間に合わなかった。これからも企業側にHECMBAにもっと期待してもらえるように、いろんな意味で頑張らなくては、と思う。
イベントが終わってみれば、皆のコメントからは、今までで一番良いイベントだった、とてもプロフェッショナルだった、You guys're amazing等沢山嬉しい言葉。。。Chenプロデュースのファッションショーも大成功。最初はクラスメイトが浴衣姿でうまく歩いてくれるか心配したけれど、始まってみれば皆、ノリノリ。中でも、女子高生ファッションは以外にも大ウケ。このノリは日本人にしか分からないのかと思いきや、男子クラスメイトの喜びようを見る限り、「カワイイ」女子高生は世界中に受けるみたい。新しい発見(^^;。やっぱり日本のパワーを支えているのはJ-Popだった・・・(!?)
パーティー:ファッションショーの様子
とても小柄なアメリカ人Annには一番サイズの小さい浴衣がピッタリ。

台湾人のKateは女子高生ファッションがすっかり気に入った様子。

アンコール・ウォークはカップルで登場

最後は皆で記念撮影・・・


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